コラム

お金を借りる方法。金利の低さなどおすすめをタイプ別で選出

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2016.6.9 公開 | 2016.10.25 更新

「親にお金を借りる」「国からお金を借りる」「銀行からお金を借りる」「消費者金融からお金を借りる」など、お金を借りる方法はいくつか種類があります。お金を借りる上で最も重要なポイントは、「どれだけ利息がかかるか?」「借りやすいか?」というところでしょう。

この記事では「利息」と「借りやすさ」に着目し、金利の高低、借りやすさ、どういったタイプの人におすすめなのか、詳しく丁寧に解説していきます。

Loan Banking Accounting Budget Money Concept

身内や知人に借りる

親から借りる

金利 基本的になし
返済期限 家庭事情による

親の財力にある程度余裕があるのであれば、親からお金を借りるのが最もリスクが低いと言えます。基本的には利息も必要ないでしょうし、多少延滞しても返済を待ってくれると思います。場合によっては、返済しなくていい、という親もいるかもしれません。

ただ、借りたお金を返さないことに慣れてしまうと癖になり、人生が破綻する可能性があります。

もし親からお金を借りることになったとしても、借りた金はきちんと返すようにしましょう。

知り合いから借りる

金利 基本的になし
返済期限 事情による

友人・知人からお金を借りるという方法もありますが、この方法はおすすめしません。

えー。友達からお金を借りたほうが気軽じゃない?

友人間のお金の貸し借りが原因でトラブルとなるケースは多いです。これは私の知人Aから聞いた話ですが、知人Aは友人から10万円を貸してほしいと頼まれ、信頼してお金を貸したそうです。しかし約束の日になってもお金を返してもらえず、何度催促してもはぐらかされ、ある日とうとう、連絡がつかなくなってしまいました。友人関係は、お金には変えられません。友人からお金を借りることは可能なかぎり避けましょう。

国からお金を借りる

国は、他と比べ物にならないほど低金利でお金を貸しています。ただしその分借りられる人は限られており、誰でも手軽に借りられるものではありません。
国からお金を借りる方法は、大きく分けて4つあります。

生活福祉資金貸付制度

金利 連帯保証人を建てる場合は無利子
連帯保証人を立てない場合は年1.5%
返済期間 2ヶ月〜20年

生活福祉資金貸付制度の貸付対象者は「低所得者世帯・障害者世帯・高齢者世帯」です。生活福祉資金貸付制度の目的は、支援を行うことによって借入した世帯の生活が安定し、経済的に自立できるようになることです。そのため、経済的な自立を図ることができないと思われるケースに関しては貸付を行っていません。生活福祉資金貸付制度の種類は多岐にわたり、それぞれで貸付条件が異なりますので、詳しく知りたい方はこちらのサイトを参考にしてください。
「生活福祉資金貸付条件一覧|厚生労働省」

緊急小口融資は生活福祉資金貸付制度の一つですが、特にその特徴が際立っているため少々解説します。緊急小口融資は「緊急かつ一時的に生計の維持が困難となった場合に貸し付ける少額の費用」であり、貸付限度額を10万円以内とする代わりに無利子・無担保で貸付を行います。例えば、低所得世帯の人が不慮の事故・被災・盗難などによってお金が必要となった時に、手を差し伸べるのが「緊急小口融資」なんですね。


返済期間は2ヶ月以内と極端に短く、本当に今すぐお金が必要な人のために作られた制度と言えます。

新創業融資制度

金利 0.35~2.35%
返済期間 各種融資制度で定めるご返済期間以内

新創業融資制度とは、日本政策金融公庫が経済政策の一環として税金を使い、起業や独立をサポートする制度です。他の融資方法と比べて融資金額が大きいところに特徴があり、金利も比較的低く設定されています。
一方で、新創業融資は融資を受けるのが難しく、申請した法人や個人事業主のうち、2割程度しか融資を受けられないと言われています。

教育ローン

金利 年2.55%
返済期間 最長15年

国の提供する教育ローンは金利が低く、返済期間が長く、そして資金の使い勝手がいいのが特徴です。子供が指定の学校に通っており、なおかつ世帯収入が一定金額以下であれば、お金を借りられる可能性があります。国から借りることのできるお金としては、比較的借りやすいローンであると言えるでしょう。

普通、用途の広いローンは金利が高くなる傾向があります。例えば消費者金融のカードローンは手軽に借りられる点が魅力ですが、小口の融資では金利が17~18%と高めに設定されます。

これに対し、教育ローンの金利は2.55%。母子家庭の場合、金利や返済期間がさらに優遇措置されます。

国の教育ローンは、銀行などでも「代理店」として取り扱っています。早く審査を進めたい場合は日本公庫の窓口で直接申し込んだ方がいいですが、基本的にはどちらでも問題ありません。

 

教育ローンなのに資金の使い勝手がいいってどういうこと?

たとえば、あなたが自動車を買い換えたい場合。日本公庫の窓口へ行き、「自家用車を買い換える必要があり、子どもの学費を払うのが難しいため、教育資金を貸してもらえないでしょうか。」

このようにお願いをすれば、融資対象となります。「車が欲しいから金をくれ」では通りませんが、伝え方を変えることで、教育ローンを借りる正当な理由となりえます。

年金担保ローン

金利 年1.2%〜1.9%
返済期限 各種融資制度で定めるご返済期間以内

国の独立行政法人福祉医療機構から、年金を担保にお金を借りることができます(この組織以外からお金を借りるとき、年金を担保にすることは法律で禁じられています)。

担保にできるのは「国民年金、厚生年金保険、労働者災害補償保険の年金」です。

ただし、利用条件が「現在年金の支給を受けている人」「生活保護を受けていない人」であるため、これを受けられる人は限られます。

銀行からお金を借りる

目的ローン

金利 年2.875%〜5.475%
返済期限 各種融資制度で定めるご返済期間以内


銀行の提供する目的ローンには「住宅ローン」「教育ローン」「マイカーローン」「多目的ローン」などがあります。目的ローンの特徴は、融資の目的がはっきりとしていることから、カードローンなどと比べると金利が比較的低くなることです。
また、結婚資金や旅行資金を比較的低金利で借りられる「多目的ローン」というものもあります。お金の用途がすでに決まっているのであれば、一度銀行で相談することで、低い金利でお金を借りることができるかもしれません。

銀行系カードローン

金利 年2.5%〜14.5%
返済期限 各種融資制度で定めるご返済期間以内

カードローンといえば消費者金融のイメージが強い人も多いでしょうが、実は銀行もカードローンサービスを行っています。カードローンは、ローンカードを持っていれば「いつでも」「何度でも」「上限融資額内であればいくらでも」お金を借りられる夢のようなサービスです。しかも無担保でお金を借りられます。
ただし、その利便性の高さから、金利は若干高くなります。あとはすでに口座を持っている銀行が何かとメリットを享受できるのでおススメです。

消費者金融からお金を借りる

消費者金融系カードローン

金利 年3.0%〜18.0%
返済期限 各種融資制度で定めるご返済期間以内

消費者金融からは、カードローンによってお金を借りることができます。

消費者金融の特徴

消費者金融系カードローンの特徴です

  1. 即日融資可能(申し込み完了時間による)
  2. webで完結
  3. カードレス対応(プロミス・モビット)
  4. 無担保
  5. 郵送物なし

消費者金融系カードローンの特徴は「手軽さ」にあります。パートやアルバイトであってもある程度安定した収入があれば契約することができ、いつでも全国の提携ATMでお金を下ろせます。

なるほどー。色々方法はあるみたいだけど、結局どれがおすすめなの?

可能であれば、できる限り金利の低いサービスを利用するのがいいでしょう。また、借入希望額も各種制限があるため、それによってサービスを選ぶのも一つの手です。ただ、借りる金額が30万円以下など小口で、なおかつ数年程度で返済できるのであれば、金利が高くても利息はせいぜい数万円程度におさまるので、実はそれほど金利は気にしなくていい、と考えることもできます。手軽さなども合わせて、お金を借りる方法についてよく考えましょう。

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